これだけ押さえればOK!ECコンサルが教えるネットで売上を上げる極意

はじめまして、学歴転職です。
普段は主に「第二新卒など20代若手の転職情報」を毎日更新していますが、今日は毛色を変えてネット商売の話です。
私は、ECサイトで商売を行う事業者に対して売上を上げるための提案をする、「ECコンサルタント」という仕事をしています。
言ってしまえば、ECサイトでモノを売るプロです。
楽天やアマゾンといったECサイトだけではなく、メルカリやラクマ、ヤフオクなどで一般の人も自分の不用品などネットで売る機会が多くなり、「ネットでモノを売る力」の重要性は年々高まっているように感じています。
この記事では「ネットでモノを売る方法」を150以上の企業にコンサルティングしている僕が、すべての商材で共通の「ネットで物を売る極意」を3つ紹介します。
今回ご紹介する内容は、ネットでモノを売る原理・原則になります。
ネット商売初心者の方でも分かりやすいように、かんたんな言葉でまとめたので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
目次
ネットで物をうる売上の方程式、知っていますか?
ネットで物を売り、売上を上げるためにはどうやったら売上が上がるか?それをしるためには、売上を構成する要素を理解する必要があります。
売上を簡単に上げる方程式がある
「売上を構成する要素を理解する」と書くと難しいことのように感じますが、とっても簡単な方程式があります。
これだけでも覚えていただけると、今後のネット商売の役に立つと思うので是非理解していただければと思います。
ネットでの売上= アクセス数(UU)✕転換率(CVR)✕平均単価
上記が、ネットで物を売る際の売上の方程式です。()内は英語バージョンの専門用語なので、覚える必要はありません。
簡単に言ってしまうと、ネットで物を売るコツは「アクセス数を増やし」、「閲覧した人が購入する確率を上げ」、「買った人がより高く買ってくれるようにする」ことです。
いや、そうはいってもそれをどうやって上げるのか知りたくてこの記事を読んだんだけど…と思った方、大丈夫です。
ここから、各要素の数字を上げる方法について、私が普段ECコンサルタントとして取り組みをしている事柄から具体的にご紹介します。
アクセス(UU)の増やし方
アイキャッチをクリックされやすいよう変更する
「アイキャッチをクリックされやすいよう変更する」
結論ですが、これが最重要かつ最も効果的な施策です。
よくある例を出すと、Youtuberさんのサムネイルが好例。
デカ文字と、商品のドアップ。そして何よりHIKAKINさんの豊かな表情で、「この動画見たい!」という視聴者の欲求をかきたてている事がわかります。
デカ文字と、商品のドアップというのがまさにミソで、「スマートフォンで見られること」を意識するのがアイキャッチ作成のコツです。
実は、ネットの商品ページの8割型はスマートフォンで見られています。
よくアイキャッチに小さな文字や目立ちにくい色のものをよく見ます。PCでは見栄えがいいかもしれませんが、スマートフォンで見たら文字が豆粒で何を押し出したいのかが分かりません。
よりクリックされ閲覧されやすいページにするために、HIKAKINさんのようにひと目でわかりやすいアイキャッチを意識しましょう。
SNSなどで商品ページを拡散する
自分のSNSなどで商品のURLを掲載し、閲覧数を増やすというのも地味ではありますが効果的。
SNSの場合、リツイートをされると拡散もされるので、バズったときの爆発力もあり魅力的ですね。
(可能なら)広告をうつ
楽天などのECプラットフォームであれば、商品ページがより多くのお客さんに閲覧してもらうために広告を購入することが出来たりします。
もちろん、短期的な閲覧数アップにも繋がりますし、結果的に購入いただいた場合口コミとなり長期的な売上げアップにも繋がるのでおすすめです。
これについては後述で詳しく解説します。
転換率(=購入率)の上げ方
アクセスされた人数に対して、購入に繋がった割合を転換率(CVRともいいます)と呼びます。
ページの転換率(CVR)を上げることで、アクセスに対して効率よく売上を上げられることが出来ます。
この章では、私が実際にECコンサルタントとして行った施策から、転換率(CVR)を上げより効率的にネットでモノを売るコツをご紹介します。
購入者の声(口コミ)を掲載する
ネットでモノを売る上で、購入率を上げるのに役立つのが口コミです。
大前提ですが、ネットでモノを買うとき買う側(=消費者)は「本当に良い商品なのか?」疑心を持っています。
お店で買うのと違って、実物を見られないからです。
購入者の声=口コミがあることで、購入する際の安心感をぐっと高めることが出来ます。
実際に私も、担当している企業の商品ページに「お客様の声」という項目を追加し口コミを掲載したことで、転換率(CVR)が5%向上し売上を3桁万円上げることが出来ました。
商品ページで具体的に紹介する
その商品を購入することで、お客様にどんな利益があるのか。
その商品を購入することで、生活がどう変わるのか
その商品にはどんな機能が備わっているのか
などを詳細に、具体的に記載することで転換率(CVR)を高めることが出来ます。
参考にしてほしいのが、Appleの公式ホームページ
上記3点をこれでもかというくらい分かりやすく、しかも見る側をワクワクさせるようにページが作られているので学ぶべき点が多くあります。
平均単価の上げ方
実際にアクセスが集まり、転換率(CVR)を高めて商品が順調に売れるようになった時に、より売上をあげるためには「出来るだけ高く売る」ことが必須になります。
1件あたりの平均売上額を、「平均単価」と呼びます。
ではどうすれば平均単価を上げ、より効率よくモノを売ることが出来るのでしょうか?
詳しく解説します。
おまけを付ける
平均単価を上げる一番のコツは、関連する商品をおまけとしてセットで販売することです。
iphoneの保護フィルムなら、iphoneケース。
ホリエモンの書籍なら、キンコン西野の書籍。
などなどそのモノを買った人は他にどういったものを買いたいのか?想像して、セットで売ることで平均単価を大幅に上げることが出来ます。
同じ商品を複数買ってくれるしかけを作る
一度に複数個買える商材を取り扱っている方であれば、2個以上購入した場合に割引をする「複数個割引」を実施するのがオススメです。
1度に何個も購入してくれるお客様を増やすことで、平均単価を驚くほど向上させることが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、「アクセス」「転換率」「平均単価」の3つの指標を高めることで、ネットでモノを売ることが劇的に簡単になるということを解説しました。
普段ECコンサルタントとして働いていて、ネットでモノを売れるようになった事例やコツの引き出しはまだまだあるので、後日深堀りした記事を公開します。
ぜひ引き続きチェックいただけるれば嬉しいです!