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第二新卒の転職でハローワークを使うべき人とおすすめしない理由5選

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この記事で解決できる悩み

  • ハローワークってどうなの?利用した人の声を知りたい
  • ハローワークを使う際のポイントを知りたい

私は、大手企業から第二新卒で倍率200倍のベンチャー企業に転職して採用活動をしております。

 

転職する時にハローワークも利用したので率直な感想とハローワークの利用をするべき人の特徴とおすすめしない理由を5選まとめました。

 

ハローワークとは

ハローワークとは正式名称を公共職業安定所といい全国に設置されてる国が運営する機関です。

 

仕事を探す求職者と人材を探す企業のマッチングする存在で国営の転職エージェントのようなサービスを受けられます。

 

また、失業手当の受給手続きを受け付けるなど、雇用保険に関する窓口となるのもハローワークの役割です。

 

退職するときどうしたらいいの?保険証や離職票など転職時の税金・年金・社会保険の手続き教えます

 

求職者への求人紹介が可能

ハローワークは、職員に就職相談できるだけでなく、求人情報の閲覧も可能です。

 

利用に費用がかからず、求人募集をする企業側も、無料で求人情掲載できる特徴があります。

 

全国の都道府県に拠点がある

ハローワークは全国の都道府県に設置されており、どこに住んでいてもご利用できます。

 

「ハローワーク 住まいの土地名」で検索すると最寄りのハローワークがヒットすると思うので探してみてください。

 

現在はWebサイトを利用し、オンラインでも求人をチェックできるようになりました。

 

転職についても相談できる

ハローワークは、職員に転職の相談ができます。担当者に求人の情報を伝えると希望に近い求人を探してくれるので面接やエントリーシートを出すと採用フェーズに進みます。

 

また、状況に応じて職業訓練の提案などもしてくれるので、求人紹介だけではない転職への方向性を見つけられるでしょう。

 

職業訓練を無料で受講できる仕組みがある

  • プログラミング
  • デザイン
  • 営業
  • 電気・機会関連

など約20種類もの職種に関する職業訓練を受けれる体制が整ってます。

ハローワークの拠点によって違うのでハローワークの受付で聞いてみてください。

 

利用の流れ

ハローワークに初めて行って、求人を探すまでの流れは大まかに次のようになります。

  • 「初めてです」と受付に伝えると、申し込み用紙記入するよう言われる
  • ハローワークカード(会員証)の発行
  • 順番待ちをしてカウンセリング
  • ハローワーク内のPCで個々に求人を検索
  • 気に入ったものがあれば、再度カウンセリング待ち

私も試しで転職の相談に使ったのと失業保険給付の際に利用したことがありますが、雰囲気は市役所などとよく似ています。

やはり民間サービスと比較すると少し地味な印象はありますが、年齢層は様々で、若い人も多いと感じました。

ハローワーク利用の体験談

20代中盤・営業・年収400万台

ハローワークの体験談

受付をして順番待ちをしてました。平日に行ったのにも関わらず人が多く求職者がこんなに居るのかと驚きました。

30分くらい待って軽く面談を行いました。面談内容はどんな求人を探しているのか第二新卒でも転職できるのか、といった簡単な相談です。

しかし、担当者は役に立たないとまず感じました。というのも忙しいのかあまり目をみて話さずパソコンを見ながらの問診で同じことを複数回聞かれることも。

どんな企業があるのか気になり教えてもらっても、あまりその企業や業界については知らない様子。

具体的な提案や話はなく、時間の無駄だなと感じました。スキル講習もあるから調べてみてと言われ置いてあるパソコンを開くと、ものすごく使いにくいデザインでクオリティーが低い。一度使ってみればわかります。

しかも、終いには正直あなたのような大卒でやる気もある人へおすすめできる会社はありません。とハッキリ言われました。最初からいってくれ。。

これを機にハローワークを利用することはありませんでした。

これを聞くとあまりハローワークを使いたいと思わないですね。しかし、ハローワークは全国に設置されており拠点によって対応も違いがあると思うので一度ハローワークに足を運んでみるのはありです。

 

やはり、転職サイトなど民間のサービスとは違い、営利目的ではないのでサービスの質やパソコンの検索デザインは同じレベルを求められません。

 

第二新卒でハローワークを使うべき人は?

地方、地元で就職したい人

転職サイトは基本的に全国をカバーしてますが、大都市圏が中心で地方ではカバーできてない地域もあります。

 

また、企業が転職サイトに載せるときは有料のケースが多いので優良企業でも地方の小さなところは転職サイトに載せてないケースがあります。

 

そういった場合でもハローワークは掲載無料なので大半の地域に特化してる企業はハローワークに求人を出しています。

 

実際に私の友人でも転職サイトにはあまり求人がされてない地域で20代で転職をしてましたが、ハローワークでは優良とされている流通企業へ転職をして辞めることなく働いています。

 

大都市圏ではなく、少し郊外で働きたいという方は、転職サイトと比較しつつハローワークを利用することもおすすめです。

 

 

転職サイトでは転職活動が上手くいかなかった方

転職サイトで何度もチャレンジしたものの、なかなか結果が出ない人もいるでしょう。

特に新卒でも人気のあるような企業には応募者が殺到しており、第二新卒の需要が高まっているとはいえ厳しい部分もあります。

大企業にどうしてもこだわるというならハローワークでは希望の求人が少ないでしょうが、優良企業であれば中小企業でもかまわないという方は一度ハローワークへ行かれることをおすすめします。

ハローワークの求人掲載は何といっても無料であり、これから事業拡大をする中小企業にとってはコスト0で人を募集出来るありがたい媒体なのです。

例えば新たに営業所や工場を作った場合それに伴い事務員や営業マンを募集しますが、こういった求人は急募であり、地域もピンポイントであるためハローワークによく求人が出されます。

条件に合えば即内定もありますし、転職サイトと比較して競争率も激しくありません。

 

 

臨床心理士による心理面のサポートを受けられる

新卒で入社した会社でメンタル的に疲れた人もいるのではないでしょうか。

 

自分い自身がなくなってしまい、本質的な魅力を見つけられない人でも安心して相談することができます。

 

民間サービスにはなかなかないハローワークならではの魅力です。

 

第二新卒者がハローワークをおすすめしない5つの理由

 

人気企業・大企業の求人がない

①ハローワークから来る人材に期待が薄い

ハローワークからの求職者は、一般的に雇用保険の失業給付を受けるために応募している人が多く、適当に面接に来る求職者に対応するのが非効率なためです。(法律上、求職者を面接せずに不採用にできない)

一般的に転職エージェントから紹介された求職者を採用する際は、エージェント側に報酬を払う必要がありますが、ハローワークは無料です。

採用にお金をかけられる企業は、ハローワークからの人材は、「タダでもいらない」というのが正直な気持ちでしょう。

②ハローワークのシステムが面倒

企業がハローワークに求人を掲載する際には、2つの決まりがあります。

1つは、「応募者全員と面接をすること」で、2つ目は「求人掲載の手続きを、事業所ごとに行う必要があること」です。

大企業では採用自体を本社一括で管理していることも多く、各地域の事業所ごとに「面接」や「手続き」をすることはコストがかかり、現実的ではありません。

 

 

ブラック企業の見分けが難しい

ハローワークは公共の職業安定所なので、求職者に対しても平等ですが、求人掲載する企業側にも平等です。

求人掲載したい企業に対して、「労働条件がブラックだから掲載できません」と断ることができません。

結果として、非常に多くの企業が求人登録され、なかなか人を集めることができないブラック企業の温床になりやすいといえるでしょう。

 

 

求人システムが使いづらい

ハローワークの求人検索システムは、インターネットを通じて自宅から全国各地の求人情報を見ることが可能です。

しかし、インターネット完結で申込をすることはできず、窓口に行って求人票を探し、企業側に連絡を取ってもらう手間があります。

また、ハローワークの目的の1つで、地元の企業への求人紹介を優先することがあります。

その場合、地域が違う企業への紹介は、窓口の職員が積極的に動いてくれない可能性もあるでしょう。

 

 

担当者が民間に比べドライ

ハローワークは厚生労働省管轄の施設ですから、職員は公務員が多いです。

また、窓口職員は非正規雇用の場合も多く、民間の転職エージェントに比べてスキルの差があると言わざるを得ません。

転職エージェントは、企業へ求職者を紹介し、正式に採用されたら報酬をもらう、「成果報酬型のビジネスモデル」ですから、公務員と比べて結果に対しての責任感がまるで違います。

また、先ほどもお伝えした通り、ハローワークの持つ求人数は膨大な数があり、全てにおいて内容を精査することは不可能ですから、窓口職員は企業の情報を知らないことが多いです。

 

 

第二新卒に特化していない

転職市場において、第二新卒という枠で求人が見られるようになったのは、ここ最近のことです。

ハローワークでは、第二新卒も既卒(学校を卒業して正社員の就業経験がない人)と同じカテゴリで扱われてしまいます。

第二新卒の魅力は、「若さ」と「短いながらも正社員就業経験」ですから、第二新卒としての魅力を使って転職活動する上で、ハローワークは力を発揮しないでしょう。

 

 

第二新卒者はハローワークではなく、エージェントを利用するべき

エージェントの魅力は多岐に渡ります。用途にあった場所で相談することをおすすめします。

  • カウンセリング
  • 適性に合った求人紹介
  • 模擬面接
  • 書類添削
  • 自己分析指南
  • 企業研究サポート
  • 志望先との面接交渉、日程調整代行

マイナビジョブ20’s
『マイナビジョブ20’s(トゥエンティーズ)』は、20代に特化した20代・第二新卒・既卒向け転職エージェント です。 20代の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが、一人一人の求職者を担当し、入社までをサポートします。

充実したサポート体制を無料で受けることが可能。

【パソナキャリア】
大手総合型転職エージェントのパソナキャリアの無料転職サポートを受けられます。

特徴はなんといっても、大手の安心感。

そして、キャリアアドバイザーの方がとても親身に相談にのってくれました。

平日・土曜日は日中だけでなく夜間も面談可能。

 

最後に

第二新卒でハローワークを利用することはおすすめしておりません。地元で働きたいと思うのならおすすめです。

 

用途にあった転職をしましょう。

 



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