【起業家へ】AI・IoT時代におけるイノベーションの起こし方を解説
ネット時代の今日、イノベーションを起こすにはどうすればよいのでしょうか?
「イノベーション」は日本では「技術革新」と訳されることが多いですが、本来は「経済活動において利益を生むための差を新たにつくる行為」という意味です。
「利益」を生むのであれば、差は技術革新によるものでも、原料の調達先を変えて原価率を下げたことによるものでも、
なんでもいいのです。
「利益」を生むことは、事業家にとって最重要です。
この記事では、ネット時代におけるイノベーションの起こし方を解説します。
スポンサーリンク
イノベーションを起こすための基本スタンス
イノベーションを起こすためには、チャレンジが必要
あなたがIoT時代の今、イノベーションを起こすためには、新しいことにチャレンジする精神が求められます。
一例として、iRobot社が出しているルンバの大ヒットが上げられます。
実はとある日本企業も、同様のお掃除ロボットをルンバより以前に考案していましたが、おじゃんになりました。
理由はなんと、「もし仏壇にぶつかってロウソクを倒し、火事になったときに責任がとれない」ことでした。
こういったリスク偏重型の考え方では、イノベーションは起こせません。
イノベーションを起こすためには、「どうやったら実現できるのか」を徹底的に考え抜く思考が必要になります。
特に技術が発展し、出来ないことがどんどん実現している変化の大きい現代社会では、
「変える勇気」の必要性はどんどん大きくなっています。
スポンサーリンク
モノではなく、サービスを売る
「モノではなく、サービスに対して対価を払う」が現代社会です。
例えば自動車メーカーは、自動車ではなく、「移動」というサービスを売るという考え方に変わっています。
これが「MaaS(Mobility as a Service)」と呼ばれています。
これから先、全てのビジネスはサービスを売るという形態に、転換していきます。
モノだけを売るやり方でInnovationを起こすことの難易度はあがっていることを認識しましょう。
ギャランティ型からベストエフォートへ
ベストエフォートとは、可能な限り努力はするが、結果は保証しないという意味です。
逆に、結果を保証することを「ギャランティー」といいます。
ベストエフォートの良さは「柔軟性」や「自由度の高さ」
悪く言えば「不安定」といえます。
ギャランティー型の「真面目な責任感」は、逆に言うと変化への阻害要因になります。
インターネットは、典型的なベストエフォート型です。
脆弱な面もありますが、柔軟で、大きな変化に強靭に対応できます。
これまでの日本社会型では、ギャランティー型でしたが、
変化の大きい現在ではギャランティー型の限界が来ています。
変化に対応するべく、柔軟性をもって自由度高く、ベストを尽くすこと。
失敗は恐れないこと。
ベストエフォート型のスタンスで物事に当たることが、現代社会でイノベーションを起こすために、
重要だと言えます。
スポンサーリンク