【結論ファースト】伝えたいことを一言にまとめる方法【ロジカルシンキング】

伝わりにくいコミュニケーションの典型的なパターンとは、伝えたいメッセージがよくわからないということです。
結論ファーストで、と頭でわかって吐いても、伝えるべきことが自分の頭の中でクリアになっていないと、うまくコミュニケーションを測ることはできません。
この記事では、結論(伝えたいメッセージ)を一言にまとめる方法について、解説します。
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伝えたいことを、事前に目と耳でかくにんしてみる
整理されていない状態で何かを伝えようとしても、支離滅裂になって相手を惑わせるだけです。
この状態をほぐしていくためには、コミュニケーションの場面を想像し、伝えたいことを事前に目と耳で確認する。がシンプルでありながらも最も効果的なやり方になります。
例えば難解な提案書やプレゼンテーションの資料があった場合。
「結局言いたいことはなんだっけ?一言でいうと?」と問いかけます。
このシンプルな問いで、至高の整理が進み言いたいことをまとめることができます。
事前に自分に「これって何を言いたいんだっけ?一言で?」と問いかけることで話したいことを整理することができるのです。
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相手に刺さるメッセージとは、シンプルに研ぎ澄まされたもの
「結局一言でいうとなんですか?」
という問いに対して「一言でいうと○○です。ああでも○○も大事かな。そう考えるとあれも。。。」といったように、「あれもこれも」状態になってしまう場合は少なからずあります。
しかし、「あれもこれも」状態で明確に伝えたいメッセージが相手に伝わることはあまりありません。
大事なことは言いたいメッセージを一つに絞り込むことです。
「相手に刺さるメッセージ」とは、一つにしぼりこんだメッセージを磨き上げておくことです。
絞り込めない場合も、メッセージ感の優劣、主従関係をつけることが大切。
そうすることで、「一言でいうとするのであれば…」構文を作ることができます。
まとめ 明確なワンメッセージを作ることで、相手に伝わりやすくなる
伝えたいことをぼんやーり頭で考えては、メッセージはまとまりません。
考えに考えつくしたような資料だとしてもそのままの状態ではうまく伝わらないことが多いです。
コミュニケーションしている実際の場面を想像しながら、目と耳で確認すること。誰かに一言で話してみる。一言でまとめたものを書き記してみる。
こういった努力で、明確で研ぎ澄まされた相手に刺さるワンメッセージを伝えることができるようになるのです。