パワハラで転職したい・・面接の時はどう伝えたらいいのか?減点されない面接方法と退職前の準備を紹介

この記事で解決できる悩み
・転職の面接でパワハラが原因ですと答えていいのか?
・どこまでがパワハラなのか?
・転職理由で使える言い方とは?
私は、早慶卒から大手企業→ベンチャー企業と転職をしてる経験があります。
パワハラを受けた経験はないですが、今は採用の面接もしているのでパワハラを受けた人が
減点されない転職理由の伝え方を紹介します。
パワハラが原因ですと答えていいのか?
結論は答えないほうがいいです。
パワハラを受けるのはとても辛いことで会社を辞める理由には充分になります。
しかし、転職理由として面接時には言わない方がいいです。
どうしてかというと、世の中にはどうしても偏見な面接官がいるからです。
打たれ弱いと評価されてしまうかもしれません。
どこまでがパワハラなのか?
厚生労働省のパワハラ対策専用サイト「あかるい職場応援団」によると、
職場におけるパワハラとは「職場での優位性」を背景とし、「業務の適正な範囲」以上に、
職場で働く者に精神的、身体的な苦痛を与えること、と定義づけられています。
ここでポイントとなるのは、「職場での優位性」と「業務の適正な範囲」の捉え方です。
まず「職場での優位性」については、
厚生労働省の定義によれば、職務上の地位だけでなく「人間関係」の優位性も含まれるとしています。
つまり、上司や先輩によるものだけではなく、人間関係に基づく優位性を背景とした
同僚や後輩、部下からの不当ないじめや嫌がらせもパワハラの概念に入るのです。
また「業務の適正な範囲」については、
例えば上司による叱責が全てパワハラにあたるかというと、決してそういうわけではありません。
部下がミスをすれば上司はそのことを指摘、注意しますが、
それが常識の範囲内で行われている限りは、パワハラとみなされないのが通例です。
常識の範囲内とは、
例えば「上司が、合理的な根拠もなく能力に見合わない雑用を部下にやらせる」という場合はパワハラに該当すると考えられますが、「ミスをするたびに注意をする」というのは、業務の適正な範囲とみなされパワハラに該当しません。
ただし不当な暴言や暴力を伴う注意の場合はパワハラです。
転職理由で使える言い方とは?
<例文>
売り上げと顧客満足度のどちらも高めていきたいと考えたのが、退職の動機です。前職は営業職全員に高いレベルの売上目標が設定されており、何よりも売り上げを伸ばすことが重視されていると感じていました。営業職として売上目標を達成するのはもちろん大切ですが、同時にお客様の満足度を高めることも大事だと考えています。提案力と丁寧な対応を強みとしている御社に入社することで、前職で培ったスピード感と顧客満足度の両立を実現したいと考えております。
パワハラが原因だとストレートに伝えるとメンタルが弱いのかな?という疑念が少し面接官に生まれてしまいます。
あなたの職場が劣悪な環境であったとしてもその環境が劣悪だったことを限られた面接の時間で伝えることは難しいです。
そのため、面接では言い換えが大事でパワハラのことは伝えないほうが良いです。
面接官と話せる時間が長く、もっと深いあなたのことを知りたいというような場合なら伝えて問題ありあません。
素直にあなたがパワハラだと感じる点を伝えましょう。
併せて、あなたが働きたい人や環境というのを具体的に伝えることができれば減点どころか加点です!
その会社にその環境があれば、この人ならしっかり仕事について考えていて、楽しく職場で働いてくれそうだなと思わせることができるからです。
パワハラと感じたら第三者機関に相談すべき
第三者に相談した方がいい理由は
・自分1人だと悩みが自分のせいなのかパワハラのせいなのかわからなくなる
・パワハラは全て自分が悪いと思ってしまうがそうでないと自己肯定感を高められる
・次の進むべき決断の背中を押してくれる
【自己肯定感を高めたい人必見】自己肯定感の低い人が知るべき自尊心の高め方
パワハラだなと感じたらまず、社内の相談窓口に相談しましょう。
相談したことが上司にバレない?と思うかもしれませんがバレません!
相談窓口が匿名でパワハラをしてる上司の上司には伝えますがプライバシーは確保されるので安心してください。
それでも伝えるのが怖いという方は、外部の機関に相談するのがいいです。
【20代】転職に悩んだら第三者に相談しに行くのがベストな訳とは?
まとめ
・パワハラが原因ですと答えていいのか?
・どこまでがパワハラなのか?
・転職理由で使える言い方とは?
パワハラが原因ですと答えない方が吉です。面接官によっては変な偏見を持ってる方もいます。
マイナス要素出さずに面接の理由として伝えることができるので表現を変えてみましょう。
そして、パワハラはどこからか曖昧なところがあり、感情によって変わります。少しでも怪しいなと感じたら第三者に相談してましょう!
最後に転職理由で伝える時は、前向きに表現することが大事です。パワハラがあったことが嘘だと思われるくらい自信を持って面接に臨んでください。