集中するための方法〜何がしたいかを明らかにする〜

やりたいことに集中するために、どうすればいいのか?
マインドセットができず、困っている方にどうすれば集中しやすいかをこの記事ではシェアします。
何をしたいかではなく、なぜしたいかを明らかにする
ドイツの文豪ゲーテは、ある単純なことから人の未来を予想出来ると考え、下記のように述べています。
「時間をどのように使うかがわかれば、その人が将来どんな人物になるかわかる」
古代のローマの哲学者セネカは、こう書きました。
「人は金を倹約するのに、本当に倹約すべき時間を平気で浪費する」
研究によると、アメリカ人で1日のスケジュールを決めている人は3人に1人。
大半の人は特に予定もたてず日々を過ごしています。
最も貴重な財産であるはずの、時間を浪費しているわけです。
浪費することを避けるために、手っ取り早い方法は予定を立てること。
一般的に言う、「やることリスト」をつくるということです。
しかし、「やることリスト」には欠点があります。
リストアップした多くのことを、後回しにしてしまうということです。
したがって、何をしたいかではなく、なぜしたいか、というところから始めるべきです。
それにはまず、自分の価値観を見直す必要があります。
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価値観の軽視=注意散漫の近道
価値観とは、「自分がどうなりたいか」「何を支持したいか」「周囲の世界とどのように関わりたいか」ということです。
すなわち、目指す人格の特性です。
正直な人間であることや、愛情深い親であることなど、価値観は人によってさまざま。
問題は、いくつもの価値観をすべて満たすほどの時間がないことにあります。
例えば、仕事に忙殺されると家族や友人と過ごす時間を大切にしたいという価値観は犠牲になります。
そうやって自分の価値観を長くないがしろにしてしまうと、自尊心を保てなくなり生活のバランスが崩れ、
質が損なわれていきます。
そうなってしまうと人は根本的な問題を解決しないままに、不快な感情から逃れようとして注意散漫に陥ってしまうのです。
価値観を大切にし、やることの優先順位をスケジュールたてる
こうしたことから、物事に集中するためには自分の価値観を正確に把握し、
優先順位をたて、日々のスケジュールに落とし込むことが大事です。
そのスケジュールをしっかり守ること(あとからチェックする)で、
自分の価値観を大切にしながら、するべきことに集中することができます。
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