大企業からベンチャーに転職して失敗する人の注意点【あなたはベンチャーに適応できるか?】

ベンチャー企業への転職を検討しているが、失敗しないか不安・・
ベンチャーに転職して、キャリアパスは大丈夫なのか?
私はベンチャー企業で二年間ほど働いていますが、ベンチャー企業に転職したものの失敗しすぐに辞めてしまう方を多くを見てきました。
ベンチャーに転職した私自身の体験談は、下記記事でご紹介しています。
ベンチャー企業に転職して失敗する人には共通する特徴があります。
この記事では、ベンチャー企業への転職を検討している若手の方に向けて、
ベンチャー企業に適応できず失敗する方の特徴を共有いたします。
この記事で紹介した特徴に当てはまる方は、もしかしたらベンチャーへの転職は避けられたほうが良いかもしれません。
それでは、ベンチャー企業に転職して失敗しないかの注意点をご紹介しましょう。
目次
ベンチャー企業に転職して失敗する人の特徴
ベンチャー転職に失敗する人の特徴①ハードワークがしたくない
ベンチャー企業に転職して失敗する人のパターンとしてよくあるのが、ワークライフバランスを大切にしたいという方です。もちろん、ベンチャー企業の全てがワークライフバランスを保てない、というわけではありませんが、
ベンチャー企業は多くの大企業よりハードワークを要求されるケースが多くあります。
特にベンチャー企業の繁忙期などは、休日返上で働く必要がある日もザラで、プライベートをとことん充実させたい!という人は合わずに辞めてしまいます。
プライベートも充実させたいという方は、実際勤務時間はどれくらいなのか、休日出勤はあるかなど、勤怠面の確認を人事や社員の方に確認し、理想とのギャップがないかの確認をしましょう。
ベンチャー転職に失敗する人の特徴②他責思考
ベンチャー企業に転職して失敗する方の多くは、他責思考です。
ベンチャー企業では様々なことが整っていないことが多くあり、自分がそれを何とかして変えなければなりません。
他責思考だと、そういった整っていないことに目が向いてしまい、しかもそれを自分で変えるという思考にならないので、不満だけが募ってしまいすぐに転職してしまいます。
自分が、職場の環境や、出来ていないことを改善するんだ!という自責思考の人が、ベンチャー起業では成功しやすいですし、そういった自発的に動ける人にチャンスが多く回る環境があります。
ベンチャー転職に失敗する人の特徴③年収をすぐに上げたい
ベンチャー企業では赤字の企業も多く、給料は一般的に大企業よりも低くなります。
それなのにも関わらず、「ベンチャー企業に入ったらすぐに年収は上がる!」という幻想を持ちベンチャー企業に入社される方が多いです。
確かに、ベンチャー企業に努めながら高収入である方もいるでしょう。
しかし、そういった方は早くからそのベンチャー企業で働いており役員クラスになっている人や、
収益性の少人数ベンチャー(そもそもそういった企業はほぼ求人していない)に努めている人だけです。
そもそもベンチャー企業で高収入を実現している人が一握りであり、特に若手は高収入よりも「やりがい」「成長」を仕事の対価として捉え、収入は劇低いというパターンが非常に多いため、年収をすぐに上げるために転職してきた若手は、実態との乖離にすぐに転職してしまいます。
ベンチャー転職に失敗する人の特徴④指示待ちである
ベンチャー企業は指示待ちだと指示がいつまで立っても降ってこないことがおおく、故に指示待ちの人は成果を残せない傾向にあります。
大手企業にいると、メンターがしっかりいたり、毎日のルーティンーンがあったりあまり頭を使わなくてもできる仕事時間があると思います。
それらの仕事時間を片付けた後、何したらいいかわからなくなる場合は危険です。指示待ち人間の可能性があります。
ベンチャー企業は結構仕事を自ら作って行くことが多いのです。だからこそ、経験をたくさん積めるというメリットがあります!
指示待ちではなく自発的に仕事をしていかないといけないのですが落とし穴があるので注意!
ベンチャー転職に失敗する人の特徴⑤将来の明確な目標がない人
なんとなく「成長したい」だとか、「経験を多くしたい」という理由でベンチャー企業に入社される人は多くいます。
そういった方に、転職してきた理由を聞くとだいたいブレブレだったりします。
ベンチャー企業での仕事は大前提ハードワークです。その分成長も多くできますし、経験を多く積めるのも事実です。
【ハードワーク】1日18時間活動をするためのあらゆる手段を紹介!
ただ、明確な目標がないとハードワークは続きません。
途中でくじけてしまい、辞めてしまう方を私は何人もこれまでに見てきました。
ベンチャー企業に転職をする際は、「いつまでに」「どういった能力を伸ばし」「自分はどのようになりたいのか」
この3つを明確に決めて、転職すれば失敗がしにくいでしょう。
ベンチャー転職に失敗する人の特徴⑥理想が高すぎる人
ベンチャーは先程も触れたとおり、年収が低かったり、福利厚生が整っていなかったりと大企業と比べて環境が悪い、ということが多くあります。
ベンチャー企業に転職して失敗する方のよくあるパターンとして、ベンチャー企業に謎に髙い期待感を持ちすぎているというパターンがあります。
特にITベンチャーだと、なんとなくファンシーな印象があり、
「WeWorkのようなおしゃれなオフィスに入ってそう」
といった期待をいだきやすいのかもしれませんw
いざ、入ってみると期待値とのギャップに耐えられず、すぐに辞められる方が多くいらっしゃいます。
ベンチャーに転職する際の注意点として、働く環境や給与面、人間関係などをしっかりと確認し、理想と現実のギャップに開きがないよう気をつけましょう。
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ベンチャー企業に転職する際の注意点
明確な目的意識を持って転職する
「成長したい」
などといった、あやふやな志望動機でベンチャー企業に転職しても、上記で紹介したような理由で合わずに辞めてしまうことが多々あります。
それを避けるために、「明確な目的意識を持って転職する」ことがベンチャー企業へ転職をする際の注意点になります。
「具体的にどんな目標を」「いつまでに」達成するかを、明確に言語化する
より前向きに、仕事に取り組むことも出来ますし、結果的にベンチャー起業の成長環境をフルに活かすことができるでしょう。
その企業で働くメンバーと事前の認識合わせをしっかりする
これはベンチャー企業での転職に限った話ではありませんが、実際にその職場で働く人にその会社の環境だったり具体的な業務内容を確認することも大切。
間違った期待を持って入社し、入社してから大きすぎるギャップに戸惑ってしまうということは最も避けたいことです。
そうならないように、実際に働いている社員とランチだったり、話を聞く機会を必ず設けてもらいましょう。
まとめ
この記事では、ベンチャー企業に転職し失敗しやすい人の特徴をまとめました。
一番伝えたいことは
ベンチャー企業に転職をする際は、
「いつまでに」
「どういった能力を伸ばし」
「自分はどのようになりたいのか」
この3つを明確に決めて、転職すれば失敗がしにくいでしょう。
これが一番大事。
「3年後までに成長してこの会社を辞める」くらいの気概で前のめりに働いたほうが、結果的に成長しやすくなります。
逆に指示待ちで積極性がなく、指示待ちの方は成長もあまりできず退職していきます。
この記事を読んで一人でも多くの方が、ベンチャー企業でのアドベンチャー感溢れる毎日を楽しんでいただける決断をお助けできたなら、幸いです。
また、ベンチャー企業で働いている私がベンチャーで長く働けるか?というテーマを下記記事で紹介していますので、こちらも参考にしていただければと思います。