【勤続年数】ベンチャーって長く働ける?実際に働いている私の本音をぶちまけます

ベンチャー企業への転職を検討している方にとって、気になるのは「働き続けられる環境なのかどうか」だと思います。
ただ、ベンチャー企業の働く環境はその企業のステップによって異なっていたりもします。
私はベンチャー企業において創業期から成長期(社員50名規模)までの成長を見てきています。
この記事ではベンチャー企業って長く働ける環境なのか?実際にベンチャー企業で働く私が本音を交えて解説していきます。
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目次
ベンチャー創業期:長時間労働が耐えられない人は勤続不可能
ベンチャー企業の創業期(創業0-3年)(社員規模1-20名)においては、ほぼほぼすべてのベンチャーが売上をあげるために
モーレツ仕事をする環境です。
こういった環境では、様々なピンチとの対面や超ハードワークをする必要があるなど、ベンチャー企業ならではのアドベンチャー感を味わうことができる時期ですが、
毎朝8時に出社して終電で帰る(帰られないこともあり)ことはザラ。
この環境に耐えられない人は、入社して一年未満で辞めていきました。
ベンチャー成長期:わりと働きやすくなり平均勤続年数は伸び始める
ベンチャー成長期では、それまで無法地帯だった労務の整備、残業時間の規定(サブロク協定のケア)などが進み、創業期よりも働きやすくなります。
残業時間上限?ナニソレ状態から、いきなり45時間以上は残業やめましょうといったように
整っていくわけです。
そうなってくると、ある程度離職率は下がりますが、「モーレツに働いて何かをつくるベンチャーの創業期が好きだった」という人は離職していきます。
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ベンチャー成熟期:大企業化してきて、つまらないと感じる人が増える
ベンチャーが成熟してくると、優秀な人材がどんどん入社し、リーダーや部長クラスの席を奪っていくという現象が多々起きます。
これまで、チャンスを多く与えられてきた若手にも、与えられるチャンスが限定されるということもあります。
そうなってくると、ベンチャー企業ならではの、何でもかんでも自分の裁量で行えるという楽しさは少しずつ薄れます。
そのため、つまらなくなったと感じる、イケイケ系の社員は辞めていきます。
まとめ:フェーズによってやめるタイプの社員は違う
上記からわかるように、ベンチャー企業とひとくちで言ってもフェーズによって合わない社員は異なり、
そのフェーズに適応できない(=合わない)社員は退職します。
自分が転職を検討している企業がどのフェーズかをしっかり見極めて、自分の合う会社を選んでいただければと思います。