第二新卒っていつまで?勝機を逃さない転職のコツ【2021年最新】

「第二新卒っていつまでを指すの?」
「というか自分は第二新卒??」
このようなお悩みに答えていきます。
「第二新卒」という言葉自体はよく聞くものですが、実際期間はいつまでを指しているのか疑問を持っている方もいらっしゃると思います。
結論ですが、第二新卒は高校、専門学校、大学を卒業して「3年以内」くらいまでの社会人経験のある人を指します。
この記事では、第二新卒の方が転職活動を成功させるための秘訣をご紹介します!
目次
第二新卒はいつまで?
第二新卒はいつまでか明確な定義はない
実は、第二新卒という言葉に明確な法的定義はありません。広辞苑にも、第二新卒という単語は掲載されていません。
一般的に第二新卒は、「高校、専門学校、大学などを卒業して3年間以内の社会人経験者」を指します。
4年制の大学を卒業した人であれば25歳くらいまで、ということですね。
関連記事:
企業毎に認識は異なる
ある企業では、「20代で職歴のある人間」 他の企業では「25歳までで、職歴は問わない」 またまた違う企業では「入社して三年以内で、初めての転職であれば年齢は問わない」
など第二新卒がいつまでかの定義はバラバラだったりします笑
企業によって「第二新卒」の定義はそれぞれで、一言に「第二新卒とはいつまでを指す!」と言い切れないのが現実だったりします。
※学校は卒業しているが、就職したことがない(社会人経験がない)場合を指す「既卒(既卒者)」という言葉もあります。
第二新卒は転職市場で有利
ここまで読んで、「自分は第二新卒に当てはまりそうだな」と感じたあなたに朗報です。
第二新卒者は転職市場で、非常に有利です。
第二新卒者は、①若くて②ある程度基礎マナーが習得されている人を採用できるということで、企業側からのニーズは非常に高いです。
ただし、2020年以前ほどの売り手市場ではないと思います。
2019年くらいまでは多くの企業が第二新卒者を積極採用していました。
2020年以降、コロナウイルスが流行してからは採用コストを落としたい企業や、「成長枠」ではなく「即戦力枠」へのニーズが高まっており、以前ほど第二新卒者が転職をしやすい環境ではなくなっています。
まあ、それでも十分第二新卒は転職市場で強いのでそんなに心配は要りません。
第二新卒が転職活動で失敗する落とし穴
転職市場では有利な第二新卒ですが、いくつかの落とし穴を踏んでしまうと、満足のいく転職活動が出来ないことも。
落とし穴にハマらないために、よくある第二新卒の転職失敗パターンを知っておきましょう。
新卒と同じように転職活動をしてしまう
第二新卒の転職活動をする際に、新卒の就職活動と同じように「とにかく量面接をする」ということをする方がいらっしゃいます。
もちろん、ある程度の量面接をこなすことは自己分析を進めたり面接慣れをするという意味でも有意義ですが、新卒のように20-30社以上受けるのは時間を無駄にしてしまうことも。
しっかりと自己分析をした上で、自分にあった企業の面接対策などに時間を充てることが、成功させる秘訣です。
転職先が決まる前に退職してしまう
「今すぐ今の会社を辞めたい」という理由から転職先が決まる前に退職してしまう第二新卒の人がいますが、あまりおすすめ出来ません。
というのも退職してしまうと収入源がなくなってしまうため、転職活動中に生活費が切迫してしまうことがあるからです。
ただし、十分な貯金が有る方や、勤務中に動悸がするなど強いストレスを感じている方は健康被害を受けてしまう可能性もあるので、転職先が決まるより早く退職をされることをオススメします。
強いストレスを感じているのであれば、「退職代行」を活用することをオススメします。
それほどのストレスを感じてしまっているの職場で円満退職を無理に目指す必要はない、というのが私の意見です。
以上、第二新卒の転職で陥りがちな落とし穴を紹介しました。
また、上位以外でもそもそも「転職して後悔する人の特徴」が存在します。第二新卒の転職で公開する人の特徴は、下記記事で詳しく紹介したのでぜひ参考にしてみてください。
第二新卒が転職活動を成功させる秘訣
私が第二新卒で転職活動をし成功させることが出来た経験と、いま面接官として第二新卒の方と話をしていて内定を獲得している方の共通点から第二新卒の転職活動の秘訣をご紹介します。
自己分析にしっかり時間を充てる
転職活動の成功に、深い自己理解は必須です。自己分析が進めることで得られるメリットは下記です。
・自分のしたいことを正確に理解できる
・キャリアプランが明確に立つ
・自分の強み/弱みを理解できる
転職前後の自分の理想とのギャップを少なくするだけではなく、自己分析を行うことで過去の経験に基づいた精度の高いキャリアプランを作ることが出来ます。
深い自己理解は、人生においての屋台骨のようなものです。
転職直後に「やっぱりこれじゃなかった・・」と転職したことを公開しないためにも、自己分析をしっかりと行いましょう。
気のおけない友人や家族に相談する
つい陥りがちなのが、自己分析はするものの自分の殻にこもってしまうということ。
気のおけない友人や、家族に相談をするというのが第二新卒の転職活動を成功させる秘訣。
信頼できる第三者の意見を取り入れることでより冷静な判断をすることが出来ますし、何より心の支えや自信にも繋がります。
私自身、新卒で入社した大企業から転職する際には、とても悩みましたし退職するにあたって随分ストレスがたまっていました。
そんな時に、家族や友人に相談し肩に乗った主にがスッと落ちたような感覚になったことを今でも鮮明に覚えています。
自分一人で抱え込まずに、身近な友人や家族に是非相談してみてください。
面接対策をしっかり行う
まだまだ売り手市場の第二新卒ですが、「前職をすぐに辞めた」という大きな弱点があります。
このあたりについて、しっかりと面接対策を行わないとあっけなく落とされてしまいます。
私自身、面接官で第二新卒と話していて頻繁に思うことは、「なにか軸がなさそうだな.. この人はうちに入ってもすぐに辞めてしまいそうだな」ということです。
面接官もサラリーマンなので、一番怖いのは自分が採用した人がすぐに退職してしまうこと、ということを理解しましょう。
第二新卒が知るべき採用されるコツは、下記記事で詳しく紹介しました。ぜひこちらも参考にしていただければと思います。
今の職場での成果/得られた経験を棚卸しする
第二新卒は基本的に若手のフレッシュさや、これからの成長ポテンシャルを求められていますが、
前職での経験を通じて得られたスキルや、自分が創意工夫して成果を出した経験をしっかり理解できている方は、転職活動において最強です。断言しますが、そういった方は転職活動で無双できます。
そのためには、今の職場での仕事や、成果を「棚卸し」する必要があります。
棚卸しにはコツが必要。私自身頻繁に自分のしたことや意図したことの結果の振り返りのために業務の棚卸しをしています。
方法については、下記記事で詳しく紹介しました。ぜひチェックしていただければと思います。
転職・評価面談に役立つ業務の棚卸しと仕事の振り返りの方法を徹底解説!
転職エージェントを活用する
・自己分析をしっかりと行うために、壁打ち相手がほしい
・受かりたい企業のES・面接対策をしたい
上記のために、転職エージェントに相談することが、転職活動の成功の秘訣です。転職エージェントは、転職活動のプロです。
自己流で転職活動をすることは、基本的にオススメできません。
自分ではこの方法が合っている!と思ったとしても、結果的に自己分析が不十分だったりすると転職後後悔することもあります。
また、本当に受かりたい企業の面接対策が不十分で、落ちてしまい転職活動を失敗してしまうことも。
しっかりと自己分析を行い、面接対策をして自分が受かりたい企業から内定をもらうために、転職活動のプロである転職エージェントを活用しましょう。
第二新卒の転職にオススメの転職エージェント
転職活動を成功させるために、転職エージェントを活用するとなった時に重要なのが、転職エージェント選び。
一口に転職エージェントと行ってもかなり数が多く、実際第二新卒の転職でどのエージェントに相談すればいいか?わからない方もいらっしゃると思います。
オススメの転職エージェントを厳選2件、ご紹介します。
よく、オススメの転職エージェントを10紹介します!!みたいなブログを見かけますが、実際利用したことがなく広告収益目的ということがあるのに注意してくださいね!!
実際に転職活動をしていて、転職エージェント10個も利用するなんてことはありませんw
ここでは、わたしが実際に利用し、内定を獲得することができた転職エージェントをご紹介します。
マイナビジョブ20’s
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】マイナビジョブ20’s
実際に内定まで繋げられたのが、『マイナビジョブ20’s』。
紹介されている全案件が20代対象ということで、20代・第二新卒の転職に特化した転職エージェントです。
カウンセリングだけでなく、「適性診断」と呼ばれる自己分析のための独自の診断が用意されており、自己理解をより深めることが出来ました。
無料ですので、「適性診断」をうけるためだけに利用してもいいレベルだと思います。
パソナキャリア
おすすめ度:★★★★★
【公式サイト】【パソナキャリア】
公開求人数が圧倒的に多く、転職エージェントにおいてオリコン満足度ランキングで3年連続一位を獲得しているのが【パソナキャリア】
20代向けの求人が多いのは勿論。大企業や有名企業などハイクラス求人に圧倒的に強く、こういった企業も受けたいという方は登録必須です。
まとめ
この記事では、「第二新卒はいつまで?」という疑問と、第二新卒での転職を成功させるための秘訣をご紹介しました。
「今働いている企業に不満がある」
「今後のキャリアプランをしっかりと決めたい」
そう考えているのであれば、転職活動を始めるチャンスです。
第二新卒は、基本的に転職活動がしやすい環境にあります。
これから自分がどういうふうに成長したいか、どんな人生を歩みたいかをしっかり考え、納得のできる社会人生活を送っていきましょう!