第二新卒の転職は現実的に厳しい?コロナ前との比較と転職を成功させる秘訣

第二新卒の転職って、現実的に厳しいのでは?
実際に転職活動に苦戦している。
このような悩みに答えていきます。
私は新卒入社した会社を4ヶ月で退職し、転職を成功させました。
その当時は第二新卒の転職は現実的に厳しくなかったと思います。
ただ、アフターコロナの現在では少し潮目が変わっているとも感じています。
第二新卒の転職は現実的なのか?最新の転職市場事情に触れながら、詳しく解説します。
目次
第二新卒の転職が厳しい..と感じる現実は?
第二新卒は有利という記事も多いですが、現実はなかなか厳しいこともありますよね。
「第二新卒は売り手市場!」と自信過剰で挑んでしまうと、痛い目にあってしまうこともあります。
転職が厳しい…とならないように、第二新卒の弱点をしっかり理解しましょう。
仕事をすぐに辞めたという事実は重くのしかかる
現実問題、第二新卒=数年で前職を辞めたという事実は重くのしかかります。
転職活動をする際にも、「うちにきてもすぐに辞めないか?」という点を重点的に見極められているというのは強く意識し対策をしましょう。
きちんと転職理由を伝えることで、これは何も問題なくなります。
転職理由については、下記記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
なんだかんだ新卒の方が重宝される
「新卒至上主義」という言葉があります。
正直古い考え方ではありますが、新卒至上主義というのは深く日本企業に根付いています。
新卒は染まっていないので、育成がしやすいという考え方が古くから日本企業に定着しており、やはり第二新卒よりは新卒の方が積極的に採用されているのも事実。
どんなに優秀だったとしても、新卒至上主義の会社に転職することは難しいのが「第二新卒の転職が厳しい」と言われる理由の一つでもあります。
第二新卒の転職は現実的?
結論:第二新卒でも問題なく転職は可能
先程あげたような理由で第二新卒の転職が厳しいともされていますが、世の中的には新卒採用は厳しく第二新卒を積極的に採用しよう!という企業は多くあります。
最低限のビジネスマナーを習得している若手を採用できる、ということで新卒よりも積極的に採用をしている企業も多く存在します。
また、数年間の社会人経験を通じて成長し、能力の高い優秀な若手を採用できるというのも企業側のメリットです。
ということで、現実的に、第二新卒の転職は厳しいどころか、「有利」です。
コロナウイルスの転職市場への影響→IT企業は難しくなってきている
コロナウイルスの影響により、第二新卒の転職にも影響が出てきています。
例えば、IT業界の倍率増加。
コロナウイルスの流行であらゆる産業のオンライン化が加速し、IT企業は全体的に売上が伸びたり、好調な企業が増えています。
向かい風を受けている業界からIT企業へ転職を希望する人が増えたため、コロナ前と比較してIT企業の転職倍率は上がっています。
そのため新卒や、経験のある30代以上の優秀な人材が重宝され、コロナ前と比較して第二新卒の転職が難しくなっている印象です。
第二新卒は中小企業にしか転職できない?→そんなことは全くありません
第二新卒の方の転職相談をうけていて、よくある質問が「第二新卒って、中小企業にしか転職できないですかね?」というもの。
結論、第二新卒でも大企業に転職することは可能です。
私の周りの知人でも第二新卒で大企業に転職した方は多くいますし、私が勤務していた大企業でも、第二新卒を積極採用していました。
第二新卒向けに、大手の求人なんてないんじゃないの?と思われている方は多いですが、現実そんなことは全くありません。
ちなみに、狙い目はボーナス後の1-3月と7-9月。この時期は求人も多く、大企業への転職を検討しているかたは要チェックです。
第二新卒で転職した私の体験談
新卒入社した大企業に嫌気がさし、転職を決意
大学卒業から大企業に転職したものの、「このまま長く働いて未来はあるのだろうか」という漠然とした不安感をいだき、入社4ヶ月で転職を決意しました。
私が転職を決意した一番の理由は、「会社の将来性を感じなかった」です。
正直、三年間は絶対に勤めようと思っていたので、転職を決意するまでかなり悩みました。
このあたりの話は過去にも記事を書いているのでぜひ参考にしてみてください。
第二新卒で転職を検討しているけど不安….という方にとってリアルな私の体験談なので何か参考になるかもしれません笑
【第二新卒でOK】新卒入社したIT系大企業を3ヵ月で辞めた話
転職エージェントに登録した
転職を決意してからまずはじめにしたことは、転職エージェントに登録したことです。
というのも、初めての転職活動だったので、何をするべきなのかわからず相談できる相手がほしかったというのがあります。
転職エージェントに登録したことで、エージェントさんと密に連絡がとれ、面接対策だったり、ESの添削をしてもらうことができました。
念入りな対策をしたことで、追い風業界であるIT企業に転職することもできました。
オススメの転職エージェントをご紹介します。
マイナビジョブ20’s
『マイナビジョブ20’s(トゥエンティーズ)』は、20代に特化した20代・第二新卒・既卒向け転職エージェント です。 20代の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが、一人一人の求職者を担当し、入社までをサポートします。
充実したサポート体制を無料で受けることが可能。
【パソナキャリア】
大手総合型転職エージェントのパソナキャリアの無料転職サポートを受けられます。
特徴はなんといっても、大手の安心感。
そして、キャリアアドバイザーの方がとても親身に相談にのってくれました。
平日・土曜日は日中だけでなく夜間も面談可能。
売り手市場だなと感じた
実際に転職活動をして、感じたこと。それは「第二新卒は売り手市場である」ということです。
特に、下記が当てはまっている方であれば、しっかりと対策をしたうえで転職活動に望めば有利に進められる、というのが現実です。
・社会人としてのマナーが備わっている
・前職で何がやりきった経験がある
・明確なキャリアイメージがあり、目的があって転職を検討している
いずれにせよ、第二新卒の転職を成功させるためには深い自己理解が必須。
しっかりと自己分析をすすめるために、転職エージェントを活用し後悔のない転職活動をしましょう。
まとめ
第二新卒の転職は現実的です。むしろ積極的に採用されており、転職をするには良いタイミングでもあります。
ただし、しっかりとコツやツボを抑える必要があります。
第二新卒の転職のコツについては、下記記事でも詳しく紹介しているのでぜひ参考にしていただければと思います。