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投資家目線で会社を選ぶのは危険!自分にあった企業選びのコツ3選

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こんにちは、鷲CEO(@gakuten4)です。

 

今日は、就活生や転職を希望されている方にとって重要な「会社選び」について記事を書きます。

 

「自分が働く企業選びは、究極の投資」

「四季報などを見て将来性のある会社に務めるべき」

 

会社選びについて、このようにお考えではないでしょうか。

「会社の業績を見て、将来性のある企業に勤める」ということはもちろん正しいですが、

会社の業績だけで会社選びをすることは、就活や転職の失敗を高確率でしてしまいます。

 

というのも、会社の業績を見る「投資家目線」と、実際に中で働いて幸せかを感じる「従業員目線」というのは全く異なるからです。

 

実際に私は慶應大学経済学部を卒業した後、新卒で超がつくほどの大手ITホワイト企業に入社しましたが、入社後は全く幸せではなく、充実感を感じない日々を過ごしていました。

あれだけ憧れていたはずの大手企業で働けるようになったのに、全く満足感を感じずに半年も立たずに辞めてしまうという失敗をしてしまったのです。

 

この記事では、私の失敗体験を元に、「投資家目線」以外でどのように会社の良し悪し、自分に合うか合わないかを判断するかについて書いていきます。

 

この記事の信頼性

自己紹介ver2

私は大学を卒業した後、超ホワイト大手IT企業に就職し、半年立たず退職しました。

新卒就活は失敗したものの、その失敗体験をもとに会社を真剣に選び、2社目のITコンサル企業では毎日充実した日々を過ごしており、能力もメキメキつき今では年収1,000万円を達成しています。

 

投資家目線で会社を選び、僕は就活に失敗した

 

まず初めに、投資家目線で会社を選び結果的に半年で退職することになった私の失敗体験をお話しします。

 

私が就職活動での軸は、ざっくり下記2つでした。

「とにかく大手企業」

「成長産業っぽいので、IT企業」

 

慶應に入れてもらった親の期待もあるので、とりあえず大企業。(キラキラしてそうというイメージでした)

 

また、就職活動をうまくいかせるためにも、成長産業で人手が足りていない業界の方が内定をもらいやすいだろう、ということでIT業界で総合職の募集を中心に選考を受けました。

 

つまり、「特にこれやりたい!」というものもない、何となーく大きくて、先行きが明るそうな企業だったら何でもいいやという感じでした。

 

そして、いろいろ会社説明会にも行ったり、四季報を眺めたりしてついに超大手のIT企業から内定を貰うことが出来ました。

 

Openwork(旧Vorkers)をチェックしても、特にブラックだったりとか、就業時間が長すぎるといった口コミもなかったので即決しました。

 

実際に入社しても、前評判通りで「無理なく働けるまったりした環境」「憧れの超高層オフィス」「新橋でランチ(笑)」

などなど大学生の頃に思い描いていた大企業でのワークライフというのは満喫できたように思います。

 

・・が、半年もしないうちに飽きてしまいました。

 

憧れていたはずの、大企業。将来性もあるのに何故か?

 

それは、「確かに楽ではあるが、全く楽しくない」からでした。

 

私は入社してから、社内調整用の資料作成だったり、会議室を押さえたり、稟議を通したりといった仕事をしていました。

 

正直な話、パワーポイントのスライドの色や文字の大きさを調整する仕事をして何か実になるのか?疑問でしかありませんでした。

しかし、一年目だしこんなもんかな?と思っていたのですが、私より10年以上年次が高い、アラフォーの先輩社員も同じような仕事をしていたのです。

 

それを見た時、私はゾッとしました。

この会社で何十年も資料作成や社内調整で仕事をするのか?

 

答えはNoでした。

 

私は、20代で仕事をする上でのスキルを磨いて、30歳までには会社を辞めたいと思っていました。

 

IT企業は若手でも抜擢されやすい傾向にあり、20代のうちから経験を多く積むことができ、独立できるだろうと思っていたのですが考えが甘かったです。

もちろん20代で抜擢される社員も中にはいますが、99.9%の社員は30歳過ぎたあたりで課長になり、40代になって部長になりという既定の出世ルートを歩むことになります。

 

私は0.1%の抜擢されるというチャンスに自分の人生を賭けるのはリスクすぎると感じました。

 

結果的に、もっと規模が小さく若手にチャンスが与えられる、ITコンサルに転職し今では充実した日々を過ごしています。

 

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投資家目線ではなく、自分がどうありたいかの逆算から会社を選ぶべき

自己分析するひと

 

投資家目線の会社選びというのは、言い換えると、会社の業績しか見ていない近視的な選び方とも言えます。

「自分がどうありたいか?」という視点が欠如しているので、なりたい自分とのギャップに耐えられず早期退職をしてしまうリスクが高くなります。

 

自分が何をしたいか?だったり、会社がどうこうといったことではなく、「自分がどうありたいか」を軸に考えることで、ミスマッチは起きづらくなります。

 

例えば、

「都心のでかいオフィスで働きたい。長く働きやすい環境で、職場恋愛で結婚したい」

といった方は、断然大企業をお勧めします。

 

一方で、私のように

「20代のうちにとにかくたくさんの経験を積みたい。ゆくゆくは自由に暮らしたい」

といった方は、長く働くことを前提とした企業ではなく、3-5年猛烈にがんばって独立する社員が多いリクルートのような企業だったり、社員数が少なめで成長している企業が良かったりします。

 

まとめ

 

人生で、勤める会社数は何十社もないでしょう。

 

最も貴重な財産である「時間」を多く投下する職場選びは、人生において最重要のテーマです。

 

一度きりの人生ですので、「会社の」業績がいいとか、「会社の」見通しがいいといった、主語が「会社」になる投資家目線の会社選びではなく、「私が」こうありたいという「私」が主語の目線で選ぶと後悔しません。

 

 

私のように、新卒入社した会社に違和感を感じる、というかたは転職を検討することもおすすめ。

下記記事に20代(特に第二新卒)におすすめの転職エージェントを紹介しています。

 

 

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