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【早慶卒の経験談】高学歴がベンチャーに転職する前に知っておくべき5つのこと

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ベンチャー企業で働く人
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なぜだか、高学歴でベンチャー企業に転職を希望する人は後をたちません。

かくいう私もその一人です。

私は早慶を卒業し、新卒で大企業に就職した後ベンチャー企業へ転職をしました。

ベンチャー企業への転職は、チャレンジングですし、個人的にはオススメ出来ますが、リスクも当然大きく万人におすすめできるものではないと考えています。

この記事では、高学歴がベンチャー企業に転職をする前に、後悔しないための予備知識を共有します。

 

ベンチャー企業へ転職する前に知っておくべきこと

ノマドする人

 

実際に大企業→ベンチャー企業に転職し、

よく言われるベンチャー企業のメリット「成長できる」「裁量権がある」「ストックオプション」などなどに魅力を感じていましたが、実際に働いてみてこれらの言葉は優秀な若手を惹き付けるマジックワードだなと確信しました。

 

もちろんこれらのマジックワードは合っている側面もあれば、違っている側面があります。

高学歴の方がベンチャー企業に転職して、失敗しないために、私が感じたギャップを5つご紹介します。

 

同期より年収が低いのはかなり厳しい

 

高学歴がベンチャー起業へ転職して、ほぼほぼ間違いなくぶち当たる課題が、同期との年収差です。

例えば、社会人4~6年目でベンチャー起業で働いていて、おおよそ年収500万だった場合を考えましょう。

外資系コンサルで働いている同期などは年収1,000万円をゆうに超えていることもざらにあります。

自分のキャリアアップの時間軸を早めるためにベンチャー起業への転職を検討しているのであれば、要検討です。

高学歴の方であれば、給与面では圧倒的に大企業で働いている方のほうが上がりやすいです。

 

ベンチャー起業で成功を勝ち取るには忍耐が必要不可欠

 

給与面も含めて、ベンチャー起業で成功を勝ち取るためには忍耐が必要不可欠ということも知っておくべきことになります。

ベンチャー起業で働くことの大きなメリットが上場時のストックオプションやインセンティブではありますが、

上場するベンチャー起業はごくわずか。

不確実性の高い中で、目の前の仕事に成果を残すまでやり続ける忍耐力がベンチャー起業で働く上で必須になります。

 

裁量権があるに注意。仕組み化されていないだけのことも。

裁量権があり、自由に働けるというのがベンチャー起業の大きなメリットとして取り上げられていますが、

裏を返せば仕組み化、効率化がされていないだけのことも。

ベンチャー起業は使える資金が限られている為、業務効率化のためのツールが導入されていないことも多くあります。

そのため、一日の大半の業務が効率の悪い雑務で終わってしまうこともあり、

裁量権がある、ではなく目の前の業務に忙殺されてしまい頭を使って働ける時間がごく僅かということも多々あります。

 

高学歴の方でも、もっと頭を使うクリエイティブな仕事を裁量持ってやりたかったのに..とベンチャー起業に転職したものの実際には雑務に忙殺されてしまい、やりたかった仕事とのギャップで退職されていしまった方を何名か見てきました。

 

ベンチャー企業にただいるだけでは成長は不可能。

 

漠然といるだけで成長できるのでは、と期待を抱いてベンチャー企業に転職するはとても危険。

先に上げたとおり、気がついたら目の前の雑務に追われていて一日が終わっていた、ということもあり普通に働いているだけではただ雑務を早くこなせるだけのマシーンになってしまうことも。

自分から積極的に職場に落ちている仕事を取りに行き、会社が成長するために貢献できれば、自然と実績や自信も付きますし、成長に繋がっていきます。

ベンチャー企業にはそういった成長機会のある仕事が多く転がっていることは事実ですが、それをキャッチできるかどうかは自分次第。

積極性が何より大切です。

 

大企業→ベンチャーは簡単。ベンチャー起業から大企業に行くのは難しい。

 

外資系コンサルだったり、商社など大企業に努めて4-6年ほどのミドルレンジであれば、ベンチャー起業に役職付きで転職することは容易に可能だったりしますが、逆はそうはいきません。

ベンチャー起業を渡り歩いている社会人4-6年目の方を多く見ますが、彼らの多くは大企業への転職が難しく、

ベンチャーを渡り歩くか企業しかキャリアパスが残されていない。言葉を選ばず言えば「退路を絶たれている」方が多くいます。

 

勿論、そういったチャレンジングな環境で働くことがもともと苦ではないという方なので、辛いとは感じないのですが。

もしいま大企業で働いている方がいて、こうした退路を立たれる状況に怖さを感じるのであれば、まだベンチャー起業に行くべきときではない可能性があります。

 

ベンチャー起業に転職を希望する場合

 

高学歴がベンチャー起業に転職する際のオススメはやはり転職エージェントを使うことです。

20代の転職に特化したマイナビジョブ20’s や、業界最大手の【パソナキャリア】 はマストで登録しておくべき。

また、質問に答えるだけで無料で自分の市場価値が測定でき、企業側から面接確約オファーがもらえるミイダスもオススメ。

高学歴であれば、魅力的なオファーをもらえることも多々あります。



オススメの転職サイトも下記記事で紹介していますので、是非参考にしてみてください。

20代の早慶卒がベンチャー企業への転職を成功に近づけてくれるオススメの転職サイト3選

 

 

まとめ:それでもベンチャー起業は魅力的

 

いろいろ脅かすようなことを書きましたが、優秀で野望が高い高学歴の方にとって、ベンチャー企業はこれ以上にない環境です。

また、起業を将来的に目指している方であれば、スタートアップから徐々に人数が増えていく過程や経営者のすぐ側で働けるという環境は他に変えられないものになります。

ベンチャー起業で転職した体験談は、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。

ベンチャー転職して一年間。実際に感じたことや体験談をぶっちゃけます

 

 

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