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ロジカルシンキング(論理的思考)を習得する上で抑えておきたいポイントを徹底解説!

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ロジカルシンキング(論理的思考力)はビジネスパーソンに必要不可欠なスキルです。

この記事ではビジネスシーンにおけるロジカルシンキング(論理的思考)とはどういったものなのか。

日常の業務に忙殺されがちな環境の中で、どういったことを意識すればロジカルシンキング(論理的思考)を行えるのか、ポイントを解説していきます。

 

ロジカルシンキングのポイント①具体的な言葉を使う

ロジカルシンキング(論理的思考)を習得するにあたり、一番はじめに抑えたいポイントが

「具体的なことばを使う」ということです。

具体的でないことばとは、下記のようなものになります。

形容詞・副詞 かなり・大変・もうちょっと・前向きに・早めに・できるだけ

このような抽象的な言葉は使っていけないわけではありませんが、数値など入れて表現することで具体的な言葉になります。

動詞 検討する・頑張る・対処する・なんとかする・意識する・コミットする

これらの言葉は抽象度が高すぎて、具体的にどんな行動をするのか上司からしたら全く見えてきません。

たとえば意識する、という言葉を使うときには具体的に何を意識するのか。

コミットするという言葉を使うためにはいつどういった行動をし、いつまでにどれだけ数字を動かすのか。

期限や数字だけでなく、検討しているアクションプランのイメージを持つまで考え抜くことが大事です。

代名詞 その手のこと・あのようなこと・そういったこと

何を指しているのか、わからない代名詞は抽象度が高くなります。

代名詞が何に紐付いているのか、明確にし使うことが大切です。

ロジカルシンキングのポイント②本質的な問いを抑える

2つ目のポイントは「本質的な問いを抑える」ということです。

たとえば、上司から「グローバル化に適応するために、グローバル人材を増やすための育成を考えてくれ」と指示があったとします。

これはポイント①で解説した抽象度の高い言葉がおおく含まれております。

たとえば増やすとはどれくらい増やせば良いのか?そもそもグローバル人材の定義とはなんなのか?など。

このように問いが大きい場合は、その問いが何を意味しているのか、問いの出し手と認識に相違が無いようにすることが必須です。

具体的には下記ステップを意識することで、本質的な問いを抑えることができます。

問いを分解し、視覚化する

問えば先程のグローバル人材の例でいうと、「どのような人材を」「いつまでに」「どの程度」「いくらかけて」といったところまで問いを分解できあmす。

また、これらの分解した問いに対して、例えばのレベル感で大丈夫なので、イメージしている答えを書いておくと、問いの出し手に確認がしやすくなります。

問いの出し手も漠然としたイメージで投げていることが多く、これらをしっかりと確認することも大事です。

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問いの背景を確認する

問いを分解することとともに、どんな背景、どんな問題意識がありどんな経緯でその問いは出てきたのか、ということを理解することは非常に重要です。

その背景を確認するためには、「このテーマがいま出てきたことは、なにかあったのですか?(なにか背景があるのでしょうか)」

とシンプルに聞きましょう。

とりあえず行動、の誘惑に負けないこと

問いを分解し、問いの背景を確認した上で気をつけるべきことがあります。

それは、「とりあえず行動」の誘惑に負けないことです。

なんらかのインタビューをするために現場に出る、ネットで情報収集、といった作業には刺激が強く、気がついたら作業に没頭しているケースが多々あります。

しかし、そのような作業に没頭すると「なんでこれをしているんだっけ」と目的を見失ってしまうことが多々あります。

本来の「問い」を忘れて安易なアクションに没頭してしまうわけです。

最初は「問い」を抑えたとしても、なにか作業に没頭したり行動すると、問いを見失ってしまうという難しさがあります。

大事なことは、自分たちが理解した問いを言葉にして、目に見えるところにおいておくこと。

まとめ

明確な言葉をつかう、本質的な問いを抑える、というロジカルシンキング(論理的思考)のポイントは、

日頃から意識していないとなかなか習得できないものです。

ぜひ、この記事を何度も読み返し、日頃の仕事において意識することで、

みなさんがロジカルシンキング(論理的思考)の基本を習得し、市場価値の高いサラリーマンになっていきましょう

 

 

 

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