【本要約】睡眠不足を解消させるコツは全てこの一冊に詰まっていた!

目次
【要約】Sleep,Sleep,Sleep深い眠りを増やし、睡眠不足を解消させるコツ
こんにちは、学歴転職です。
今回は、「Sleep,Sleep,Sleep」という本の要約と、読書レビューです。
この本に関しては、ジャケ買いで衝動買いしました笑 が、結果的にとても勉強になったので皆さんにご紹介します。
「朝寝起きが悪く、慢性的な寝不足だと感じる」
「理想の睡眠サイクルについて知りたい」
そういった悩みを持っている方、必見です。
この本には、深い眠りを増やし、睡眠不足を解消させるコツがたっぷり載っています。
しっかりと眠るメリット
「睡眠」は、人間が健やかで活力に満ちた生活をプレゼントしてくれる最良の友であると筆者は述べます。
安定した睡眠に注意を払うことが、健康な生活への第一歩です。
脳のゴミは寝ることできれいになる
人は起きているとき、絶え間なく新しい情報や状況に直面します。
一日が終わり、睡眠に入るわけですが、そもそもなぜ眠るのでしょうか?
それは、働き続けていた脳に、休息を与えるためです。
睡眠中に、脳内で余分な情報などが清掃され、ゴミが除去されるのと同じような状態になると筆者述べています。
睡眠をしっかり取ることで、頭をフレッシュにし、脳の老化やダメージを受けることを防ぐことができます。
7-9時間寝ることで、病気になるリスクを低減することができる
人の病気になる数と、睡眠時間との関係を調査したところ、成人では7-9時間の睡眠を取る場合に有病率が最も低いことがわかったと筆者は述べます。
「寝すぎると、睡眠障害なのではないか不安になる…」と思われているかたもいらっしゃるかもしれませんが、何も問題はありません。
眠りの質は生まれつきで人によって様々。恵まれている人は睡眠の質が高く、短時間の睡眠でも足りることがあります。
長期休暇などに、目覚ましをつけずに寝てみて、自分に必要な睡眠時間をテストしてみることも一つ手です。
「体内時計」を知る人が睡眠を制する
食料を手に入れ、外敵から身を守るために外が明るい日中のうちに活動することが有利だったというのもあり、私達は外が暗い夜は眠り、日中は起きているようにプログラムされています。
とはいえ、「夜型」と言われる人がいる通り、夜なかなか眠れず苦労している人が大勢います。私もその一人です。
正常に夜しっかり眠り、良質な睡眠を摂るためには私達の体内時計について詳しく知る必要があります。
体内時計は「太陽光が決める」
太陽光は睡眠と覚醒のリズムを決める上で重要です。
人間は覚醒の時間と、就寝の時間を体が認識できるよう、朝と夕方に太陽光に敏感に反応すると筆者は述べています。
朝、陽の光を浴びることで「1日が始まるぞ!!」という覚醒のメッセージを脳に送ることが出来ます。
逆に、暗闇の訪れが就寝の時間を体に知らせます。
現代の問題は、日没後に暗闇と静寂が訪れないことだと筆者は述べています。
夜遅くまでコンピューターやスマホの画面に向かっていたり、眩しいコンビニに向かうという環境において、就寝時間を認識するのは人間の体にとって簡単なことではありません。
そのため、夜はスマホやPCを控えたり、間接照明で薄暗い部屋で過ごすなど光から避ける努力をすることで、早くに寝やすくなります。
これを知ってから、私は寝る二時間前はスマホとPCを控えるようになったところ、すんなり寝れるようになっただけではなく読書量が増えるという嬉しい副産物がありました。
また、日中屋外にいた場合、疲労を制御する体内時計がはたらき、就寝2-3時間前になると「そろそろベッドに入る時間だ」という信号が発生すると筆者はいいます。
そのため、安定した睡眠と覚醒リズムを形成したいのならば、日中は外でできるだけ多くの時間を過ごしたほうがいいと言えます。
「運動する時間」で体内時計は調整できる
運動は睡眠と覚醒リズムを安定させ、質のいい睡眠をもたらします。
朝活をする成功者のなかで、起きてから一番に適度な運動をする人が多いのもこのことからです。
睡眠と覚醒リズムの最適化を図るには、午前中に運動することがオススメです。
日光を多く浴びることができるので、夜早くに眠気を高めることができるからです。
また、興味深いことに朝7-8時、もしくは15-17時のあいだに持久系のスポーツをすることで、体内時計が朝型へ調整されることもあるみたいです。
逆に、19-22時のあいだにランニングをすると、体内時計が後ろにずれてしまいます。
運動中に分泌される、アドレナリンが体を起こしてしまうからです。
また、運動をすることで体温があがり、体温が上がると寝付きにくくなります。
そのため、遅くとも就寝の3,4時間前には運動を終わらせることがオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
『Sleep,sleep,sleep』にはこの記事でご紹介した内容だけでなく、深い眠りを摂る方法と重要性がふんだんに載っていました。
普段睡眠にこまっている忙しい方や、より生産性を上げたいという方にオススメの書籍です!
是非手にとって、みてください