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【2020年転職理由ランキング】コロナで転職市場はどう変わったのか?~コロナ禍の生き抜く方法~

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この記事で解決できる悩み

・コロナの影響が少ない業界を知りたい
・コロナ禍でどんな転職理由が増えたのか知りたい
・Withコロナ時代に転職を成功させるポイントを知りたい

 

2020年はコロナが大流行してしまい、業界の変化が大きく起きました。

 

航空会社の経営不振が起きる規模で経済がストップした感覚を味わった年になったのでは無いでしょうか。

 

実際に私たちの働き方にも影響が出ていて、不要不急の外出自粛を求められ『リモートワーク』や『ZOOM』が当たり前になりました。

 

さまざまな事情から転職を考えるひとも増えているでしょう。この記事では、2020年に起きたコロナ禍でどのような転職市場に変化があったのか紹介していきます。

 

新型コロナの転職市場への影響

新型コロナの転職市場への影響
新型コロナウイルスは転職市場にも大きな影響を与えています。

東京商工リサーチの調査「新型コロナウイルス」関連破たん【10月27日16:00 現在】によると、
・新型コロナ関連の倒産は2月からの累計で全国626件に達しています。
・6月に103件の倒産が発生した後、7・8月は前月を下回っていましたが、9月には再び増加し100件と高い水準になりました。
・10月も月間100件のペースで推移しています。

倒産件数を業種別で見ると、
飲食業が104件と突出して多く、次いでアパレル関連が65件、宿泊業が53件と続いています。

 

外出自粛や休業要請により、利用客や買い物客が大きく落ち込んだ業界が打撃を受けた結果となりました。また工事計画の見直しなどを受けた建設業が38件、飲食業の不振に関連した飲食料品卸が33件、食品製造業が27件に達しています。

 

一方で、9月の有効求人倍率は1.03倍と、前月を0.01ポイント下回りました。 これらのデータから、倒産により多くの人が職を失い、新たな職場を求めて転職市場に流入した反面、求人の数は増えていないことがわかります。

 

新型コロナの影響が少ない業界

【IT・WEB業界】

IT・WEB業界では、エンジニア職種の採用が引き続き堅調です。在宅勤務が世の中で広がりましたがそれをきっかけに楽天やアマゾンなどのECサイトでネット通販が広がりました。

 

また、YouTubeやNetflixなど動画系も盛り上がりました。

 

働くのに場所を選ばないIT系はリモートワークに素早く順応しつつネット利用者が増えたためコロナの影響はあまり受けなかった

結果になりました。

 

新型コロナの影響が大きい業界

【飲食・旅行業界】

飲食店は軒並み営業自粛を強いられ、閉店する店舗も増えました。それに対してUber Eatsや出前館など、デリバリーに力を入れますが大打撃には変わりはないです。

 

そして旅行業界はかなりの大打撃でした。航空会社の社員は長期の有給推奨を提案されていたり、旅行代理店も半年近く仕事がない状態になっておりました。

 

本音の転職理由【2020年 1月〜8月】

1位:年収・待遇
2位:業務内容
3位:キャリアチェンジ
4位:労働・残業時間
5位:コロナ関連
6位:職場環境・社風
※type転職参照

年収を改善したい転職理由が一番多い結果になりました。

2018年版転職理由ランキング

1位:業務内容
2位:キャリアチェンジ
3位:年収アップ
4位:労働時間
5位:休日・休み
6位:人間関係
※type転職参照

一番多い転職理由は業務内容でした。

比較すると2018年版で3位だった「年収・待遇」が1位になったのも、コロナ禍の影響で自社の経営や事業にマイナスの影響があり、それが収入に影響したことを転職理由として挙げた人が多く含まれると考えられます。

 

私が最近、面接してて言われる転職理由はこちら

・コロナ禍により事業が縮小し、自分が所属していた部門がなくなり、やりたい仕事ができなくなった
・緊急事態宣言によって外出自粛やリモートワークが進む中、毎日出社しているが手当もなく不安。非常事態でも自分の身を守れる企業に移りたい
・コロナの影響で会社が倒産し、解雇を言い渡された
・コロナの影響で業績が悪化し、会社の将来が不安になった
・市場がどうであれ、必要とされるスキルを身に付けたい
・会社経営が悪化し、社内で自主退職を募り始めたため転職活動を始めた
・業界全体がコロナの影響を受けているため、影響の少ない別の業界へ転職したい
・在宅勤務で時間ができたため、転職を考え始めた

コロナ禍の影響で給与や賞与への影響が出たことを挙げる人が多かったほか、事業縮小や業績悪化をきっかけに、会社の将来や働く環境、非常事態に対する会社の姿勢などに不安を覚えた人が目立ちました。

また在宅勤務になって時間に余裕が生まれ、自分のキャリアや働き方をじっくり考える機会が増えたことが、転職を考えるきっかけになった人もいました。

 

私も、新卒で入社した会社がホワイト企業で定時には帰れるため自分の将来について考える時間が多くあり転職をしようと決めました。ハードワークだと気づけなかった自分のことを考え直すいいきっかけにコロナはなった一面もあるようです。

会社辞めたい7つの理由!早慶→大手→ベンチャーに行った私が大手時代に感じたリアルをお届け!

 

コロナが原因で転職する場合

コロナが原因で転職する場合

転職理由は『業績悪化』『経営不振』

会社がコロナ禍によって業績悪化や経営不振に陥り、会社や業界の先行きが不安だったり、現に給与に影響が出ていたりする場合は、そのまま率直に伝えて大丈夫です。減点にはなりません。

 

その際は、「実際にどの程度、業績が悪化したのか」について、リストラや給与遅延などの具体的な事例とともに伝えると、説得力が増します。

 

単に「業績が悪くなって不安」と話すだけでは、面接官に「もしうちの会社の業績が少しでも悪くなったら、また不安になってすぐ辞めそうだ」と思われるリスクがあります。ただ不安な感情を伝えるのではなく、自分がどのような影響を受けているのかを客観的事実とともに伝えることが大事です。

転職理由は『リモートワーク』『在宅勤務』

コロナ禍でも会社がリモートワークや在宅勤務を認めてくれないので、働く環境を変えたい。それが転職を考えた理由になった人もいるでしょう。

 

これは、素直にそう伝えましょう。

 

この転職理由で減点をするような会社は柔軟に社員を守る体制が遅れてる可能性が大きいです。むしろ事前に気づけてよかったと思っていいでしょう。

 

しかし、「ラクをしたいから」「効率が上がりそうだから」といった浅い考えが理由なのではないかと面接官に疑われるリスクがあります。

 

コロナ禍の働き方が転職を考えたきっかけだったとしても、そこからさらに転職理由を掘り下げて会社の仕組みや体質などの構造的な原因を見つけ、面接ではそれを主要な退職理由として伝えて、リモートワークや在宅勤務はあくまで二次的な要素として話す程度に留めたほうがいいでしょう。

転職理由は『倒産』『解雇』

倒産や解雇などの会社都合で転職する場合は、面接でそのまま伝えて問題ありません。転職せざるを得ない状況ですから、むしろ面接官も納得できる転職理由として受け止めます。コロナ禍による倒産や解雇が、転職者個人の責任だと考える面接官はほとんどいないはずです。

 

ただし、「会社の状況が厳しい中で、自分が奮闘したプロセスや成果」をセットで伝えましょう。困難な局面でも、自分にできることを全力で前向きに取り組む人材だと理解してもらうことで、より高い評価につながります。

 

会社都合の転職が業績悪化によるものだとしても、会社のせいにばかりするのではなく、自分もその一員だったのだという謙虚な姿勢は忘れないようにしてください。

 

コロナ禍の転職成功のポイント

コロナ禍の転職成功のポイント

「新しい生活様式」を踏まえ、「自分が仕事に求めるもの」を改めて整理してみることをおすすめします。

 

コロナ禍で働き方に対する考え方が変わった人が多いのと同時に、企業が社員の働き方を見直す事例も多く、ワークスタイルでも多様性が広がっています。選択肢が増えたことにより、これまでは実現できなかった働き方が手に入る可能性も出てきました。だからこそ「自分は何を大切にしたいのか」をきちんと整理した上で、何を選択するかを考えることが、転職を成功させるポイントになります。

 

・コロナの影響を受けにくい
・働き方に柔軟性がある
・今後も成長性がある業界

コロナによって良い企業や業界が浮き彫りになったかと思います。

社員を大切にしてくれる企業もわかったかと思います。

 

そういった企業を探して転職をしたら大きくキャリアアップも見込めるでしょう!

どんな企業や業界があなたにとって一番合うのかは転職エージェントに聞くことをお勧めします。

幅広い業界知識の中から伝えてくれるので自分で業界地図などを読むより早く転職市場をキャッチアップできるでしょう。

 

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まとめ

コロナ禍で先行き不透明な状況が続く一方、転職市場や企業の採用状況には明るい兆しも見え始めています。

 

業界や職種によっては、むしろ積極的な採用を行っているところもあります。

 

転職を考えている人は、改めて転職理由を整理し、前向きな気持ちで転職活動をスタートしましょう。

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